
11月24日(土)、25日(日)に、福井県敦賀市において、「赤煉瓦ネットワーク2012敦賀大会」が開催され、当倶楽部から7名が参加したほか、赤れんが博物館友の会の皆さんも多数参加いただきました。
24日は、きらめきみなと館でシンポジウムが開催され、市立博物館の川村俊彦館長から「赤レンガをとりまく歴史的背景」として港や鉄道開通の歴史等について、市金ケ崎周辺整備構想策定委副会長の内村雄二・福井工大教授からは「敦賀ノスタルジアムと赤煉瓦倉庫再生」と題して、敦賀市へ提案した赤レンガ倉庫の活用計画について講演がありました。
パネルディスカッションでは、市内の経済団体代表や敦賀高生徒らがパネリストを務め、これまでの敦賀の赤レンガ倉庫における活動内容や、門司や舞鶴からも活用事例が報告され、敦賀高生徒からは、自分たちが敦賀の歴史を引き継いでいきたいなど意見交換がなされました。
交流会では、テーブルに地元で水揚げされた松葉ガニや海産物が並び、内藤赤煉瓦ネットワーク事務局長の「赤煉瓦港こころの港」などの歌も披露され大いに盛り上がり、ネットワーク横断幕は、来年の開催地、門司・下関に引き継がれました。
翌日25日は、明治15年に建てられた敦賀港駅ランプ小屋や敦賀旧紐育(ニューヨーク)スタンダード煉瓦倉庫などを見学しました。

敦賀港駅ランプ小屋

敦賀旧紐育(ニューヨーク)スタンダード煉瓦倉庫


敦賀市立博物館(旧大和田銀行)